ビットコインのマイニング収益、半減期当日に初めて1億ドルを突破
ビットコイン（BTC）マイニングによる収益が初めて1億ドルを超え、2024年の半減期当日に史上最高の日次収益を記録した。
4月20日、ビットコインマイナーはマイニング報酬とトランザクション手数料の合計で1億770万ドル獲得した。コミュニティメンバーは、840,000番目のビットコインブロックにトランザクションを記録してもらうために、高額な手数料を喜んで支払ったようだ。
ビットコインの歴史の一部になりたいと考えた投資家は、ブロック容量を確保するために、手数料だけで37.7 BTC（約240万ドル相当）を費やし、マイニング報酬の一部を手に入れた。このブロックには3,050件のトランザクションが含まれており、ユーザー1人あたりの平均手数料は800ドル弱だった。
この記録的な手数料は、半減期ブロックにサトシを刻み込むための競争が要因となった。活発な動きの大部分は、ビットコイン・オーディナルズの作成者であるケーシー・ロダーマー氏が開発したルーンズ・プロトコル（Runes Protocol ）が要因だ。このプロトコルは、半減期と同じタイミングで公開された。
これまでのビットコインマイナーの最高収益は、3月11日にビットコイン価格が過去最高値の71,415ドルを更新した際の7,870万ドルだった。収益の増加はビットコインの市場価格と直接的に関係しており、マイナーはブロックチェーン上でトランザクションを確認する見返りとしてBTCで報酬を受け取る。
4月20日のビットコイン半減期により、採掘報酬は4回目となる半減期を実施し、次回の半減期まで、採掘報酬が3.125 BTCへと減少した。
ビットコイン半減期をめぐる盛り上がりが低下する中、4月20日に記録的な平均手数料128ドルに達した直後、ビットコインの平均手数料は急激に減少した。
mempool.spaceによると、4月23日現在のビットコインのトランザクション手数料は、「中優先」のトランザクションの場合、平均で13ドルとなっている。
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