米国の現物型ビットコイン上場投資信託(ETF)は、7月12日に3億1000万ドルを超える流入を記録し、6月5日以来の最高のパフォーマンスを示した。

ファーサイド・インベスターズのデータによれば、ブラックロックのiシェアーズ・ビットコイン・トラスト(IBIT)とフィデリティのワイズ・オリジン・ビットコイン・ファンド(FBTC)がそれぞれ1億2050万ドルと1億1510万ドルの流入を見せた。

ビットワイズ・ビットコインETFは2840万ドルで3位となり、グレースケール・ビットコイン・トラスト(GBTC)は2300万ドルの流入を記録した。ヴァンエック・ビットコイン・トラストETFとインベスコ・ギャラクシー・ビットコインETFもそれぞれ600万ドルと400万ドルの流入を記録した。

一方、ハッシュデックス、フランクリン・テンプルトン、ヴァルキリー、およびウィズダムツリーが発行するビットコインETFは、この日に流入を記録しなかった。

Daily flows into the spot Bitcoin ETFs between July 8-12. Source: Farside Investors

これは、4億8810万ドルの流入を記録した6月5日以来で最大の流入日となった。

現物ビットコインETF発行者は今週に合計10億4000万ドルを取り込んだことになる。

Source: Josh Olszewicz

現物型ビットコインETFは約6か月前に立ち上げられて以来、158億ドルの純流入を達成している。この集計には、1月に米証券規制当局の承認を受けて現物形式に転換されたグレースケールのGBTCからの186億ドルの流出が含まれている。

ハッシュデックスのビットコインETF(DEFI)は、比較的小規模な200万ドルの純流出を記録した唯一の他の現物ビットコインETFだ。

ビットコイン(BTC)は過去24時間で1.1%上昇し、現在5万7858ドルで取引されている。しかし、過去1か月で約15%下落しており、史上最高値から21%以上の下落となっている。

一部のビットコインETF発行者は、現物型イーサリアムETFの発行を準備している。TFストアのネイト・ジェラシ社長は、早ければ来週にもイーサリアムETFが開始される可能性があると述べた。これらの発行者は、先月末のSECからのフィードバックを受けて修正したS-1申請に対する承認を待っている。

PR記事「仮想通貨取引所ビットゲット(Bitget) 口座開設キャンペーンと夏の大感謝祭を開催! 抽選で10名様にビットコイン1万円贈呈先着200名に3000円相当ボーナス&取引量達成でロレックスやiPadなどの景品と交換可能【7月最新】」