ビットコインアナリスト、次の目標価格は7万4000ドルと予測
ビットコインのアナリストたちは、現在の強気相場において次の重要な価格レベルとして7万4000ドルを指摘している。ビットコイン価格が7万4000ドルを超えると考えられる理由について説明しよう。
ビットコインの強気トレンドは74000ドルが鍵
人気アナリストのトレーダー・ターディグレード氏によれば、ビットコインの価格は7万4000ドル、つまり現在の史上最高値に向かう可能性があるという。ターディグレード氏は7月18日のX（旧ツイッター）の投稿で「ビットコインの次の目標は7万4000ドルだ。BTCは日足チャートでタイトな強気フラッグを形成している。フラッグポールからの目標は7万4000ドルだ」とのべた。
強気フラッグとは、2つのラリー（上昇）と短い調整期間によって形成される強気のテクニカルチャートパターンであり、さらなる上昇モメンタムを示唆するものである。しかし、歴史的な史上最高値の価格レベルは依然として重要なサポートおよびレジスタンスエリアだ。
グラスノードの共同創設者であるヤン・アレマン氏（別名ネゲントロピック）によれば、BTC/USDは7万4000ドルの可能性を確認する前に、旧史上最高値の6万9000ドルを取り戻す必要があるという。
アレマン氏は7月18日のX投稿で次のように語った。
「ビットコインは7月5日金曜日の安値から約21%上昇した。さまざまなテクニカルレベルが強気に突破された。次の可能性の高いレベルである6万9000ドル、その後に7万4000ドルを目指している。我々は依然として強気だ」
しかし、ビットコインは6万5000ドルという重要な抵抗に直面している。この価格レベルは仮想通貨アナリストにとって重要な分岐点となっている。
ビットコインは7月5日以降、米国の現物型上場投資信託（ETF）への流入が19億1000万ドルを超えたが、BTC価格は6万5000ドルを維持できなかった。人気アナリストのレクト・キャピタル氏は「ビットコインはまだ新たなサポートとして6万5000ドルのレベルを再テストする準備ができていない」とのべた。
ビットコインは重要な月足サポートを上回る
レクト・キャピタル氏によれば、ビットコインの価格は重要な月足のサポートレベルを上回り、価格回復を確認した。アナリストは7月17日のXの投稿で「ビットコインは5か月連続で旧史上最高値の主要な抵抗エリア（赤）を新たなサポート（緑）として再テストした」と語った。
しかし、ビットコインの上昇ポテンシャルは主に米国の現物型ビットコインETFへの流入に依存する。米国の現物型ビットコインETFは6月初め以来、7月16日に最高の日次流入額を記録し、合計4億2200万ドル相当のBTCを蓄積した。
ETFの流入はビットコインの2024年の価格上昇の重要な部分を占めた。
2月15日までに、ビットコインETFは世界最大の仮想通貨への新規投資の約75%を占め、5万ドルを超えた。2024年1月にデビューして以来、米国のビットコインETFは89万1000BTCをオンチェーンで保有しているとDuneのデータが示している。
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