ルミス米国上院議員、カンファレンスで100万ビットコインの購入法案を発表
米国上院議員のシンシア・ルミス氏が、米国財務省が100万ビットコインを購入する法案を発表した。これは、米国の「戦略的ビットコイン準備金」として計画されており、5年間での取得を目指している。現在の市場価格で約680億ドル相当(約10.4兆円)のビットコインを購入するこの法案は、インフレ対策とドル安への対応を目的としている。
大規模なビットコイン購入法案を提案
ルミス議員は、ビットコインを「価値の保存手段」として評価し、過去数年間でビットコインが年間約55%の成長を見せていると指摘している。
一方で、同じ期間に米ドルの価値は減少し、インフレが進行していると強調する。同氏は、米国政府が価値の下落に対抗するために、ビットコインという資産を持つことの重要性を説いている。
この法案が通過すれば、米国財務省はビットコインを自己保管し、少なくとも20年間は売却せずに保持する予定だ。売却が行われるのは、負債削減のために特別な必要が生じた場合に限られる。
ルミス議員は、ビットコインへの支持者として長い歴史を持ち、2013年に初めてビットコインを購入したとされている。
同氏は以前にも、連邦準備制度理事会(FRB)のバランスシートにビットコインを組み込むアイデアを提案していた。今回の法案も、ルミス議員のスタッフが内部で起草したものであり、次の選挙が終わり次第、議論されることを期待している。
さらに、ルミス議員は、トランプ前大統領がビットコインを支持したことを評価し、トランプ氏が共和党の綱領に米国の中央銀行デジタル通貨(CBDC)に反対する文言を盛り込んだことを指摘した。そして、ビットコインのマイニングを支持し、米国をデジタル資産の中心地として維持することの重要性を強調している。
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この記事はTHE BLOCKの「Sen. Cynthia Lummis announces bill for US Treasury to buy 1 million bitcoin worth $68 billion: Bitcoin 2024」を参考にして作られています。
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