Bitget App
スマートな取引を実現
暗号資産を購入市場取引先物コピートレード自動売買Bitget Earn
ポリゴンラボ、マジックラボとクロスチェーンネットワーク「Newton」をローンチ

ポリゴンラボ、マジックラボとクロスチェーンネットワーク「Newton」をローンチ

neweconomy-news (JP)2024/11/11 02:54
著者:田村聖次

ポリゴンラボとマジックラボが「Newton」をローンチ

ポリゴン(Polygon)開発のポリゴンラボ(Polygon Labs)とWeb3ウォレットインフラ提供のマジックラボ(Magic Labs)が、アグレイヤー(AggLayer)を統合したクロスチェーン統合用のネットワーク「ニュートン(Newton)」を11月7日に発表した。

「ニュートン」は、アグレイヤーでのEVMチェーンの統合から始め、暗号資産全体にわたってユーザー、アプリ、流動性へのアクセスを簡素化することを目的としている。また最終目標は、Web3上での体験をWeb2の利便性と区別がつかないものにすることで、コンセンサスメカニズムや実行環境に関係なく、アグレイヤーに接続されたあらゆるチェーンをサポートし、ユーザーの障壁をさらに取り除くこととしている。

アグレイヤーは、ゼロ知識証明(zero-knowledge proof:zkp)の使用により、同プロトコルへ接続したL1チェーンやL2チェーンを単一のブロックチェーンを操作しているように感じられるほどシームレスに接続するプロトコルだ。ポリゴンラボが開発を進めている。

なお「ニュートン」の開発には、アグレイヤーだけでなくポリゴンラボが提供するブロックチェーン開発キットの「ポリゴンCDK(Polygon CDK)」を用いられている。完成すれば多くのブロックチェーンを統合し、シームレスにトークンを移動できるようにするとのことだ。

またマジックラボは、ニュートンネットワーク上で開発を行う開発者の支援として、チェーン抽象化されたスマートコントラクトウォレットや、無料のウォレットとガス代を補填する補助金へのアクセス、統一された流動性を中心に構築されたクロスチェーンアプリケーション、単一のコマンドラインプロンプトからのクロスチェーン起動を行うことも発表している。

マジックラボは、ユーザー認証およびログインソリューションを提供するテクノロジー企業で、「パスワードレス認証」を採用し、ユーザーがメールアドレスや電話番号を使って簡単にログインできる仕組みを提供している。

ポリゴンラボは、イーサリアムのスケーラビリティを向上させるためのLayer 2ソリューションを開発・提供している企業。代表的なものにポリゴンPoS(Polygon PoS)やPolygon zkEVMなどがある。

Build once. Be everywhere.

Welcome to Newton. pic.twitter.com/xY75oISJwO

— Newton (@MagicNewton) November 7, 2024

How can we build a network of aggregated blockchains, while maintaining a UX-first approach? We need a wallet fit to handle a unified environment. @Magic_labs is building Newton, a ZK L2 with Polygon CDK, to enable seamless state and liquidity across EVM chains on the @AggLayer . https://t.co/p9rLTCx61f

— Polygon (※,※) (@0xPolygon) November 7, 2024

画像:iStocks/NKTN

関連ニュース

  • Polygon LabsとFabric Cryptographyが連携、ZK特化チップ「VPU」開発へ
  • ポリゴンラボ、MATICからPOLへの移行開始を正式発表
  • ポリゴンラボ、「MATIC」の「POL」移行は9月4日に予定
  • ポリゴンラボがZK証明システム「Plonky3」公開、オープンソースに
  • テレグラムの「TON」、Polygon Labsと提携しL2ネットワーク構築へ

関連するキーワード

#POL

この記事の著者・インタビューイ

田村聖次

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

前の記事 ビットコイン(BTC)が初の8万ドル台、トランプに期待

合わせて読みたい記事

ビットコイン(BTC)が初の8万ドル台、トランプに期待 暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)が10月10日の取引で一時、初の8万ドル台に乗せた
大津賀新也 ニュース
【11/8話題】ビットバンクがBitbank Ventures設立、米デトロイト市が暗号資産での納税を受け入れへなど(音声ニュース) ビットバンク、投資事業子会社「Bitbank Ventures 合同会社」設立、米デロイト市、暗号資産での納税を2025年から受け入れへ、仏当局が「ポリマーケット」を調査、トランプへの賭けでフランス人が約7,900万ドル獲得、スイス中銀総裁、暗号資産になお警戒感「現金決済は今後も重要」、コインベース、ラップドビットコイン「cbBTC」をソラナに導入、JPモルガンのブロックチェーン決済「Onyx」が「Kinexys」に名称変更、FXサービス導入も、バイビットがジョージアでVASPライセンス取得、取引サービス提供可能に、ブロックチェーンでエッセンシャルワーカーの社会貢献行動を可視化、チェーントープが「Chaintope Greeners」提供へ
あたらしい経済 編集部 Sponsored
イーサリアム、次期大型アップグレード「Pectra」に向けたテストネット「Mekong」リリース イーサリアム(Ethereum)の次期大型アップグレード「ペクトラ(Pectra)」のテストネット「メコン(Mekong)」のリリースが、イーサリアム財団(Ethereum Foundation)より11月7日発表された
大津賀新也 ニュース
アバランチ財団、テラ非営利財団に売却した197万AVAXの買い戻し成功 アバランチ財団(Avalanche Foundation)が、2022年にルナファウンデーションガード(Luna Foundation Guard:LFG)に売却した197万AVAX(約82億円相当)の買い戻しに成功したと11月7日発表した
一本寿和 ニュース
コインベース、ラップドビットコイン「cbBTC」をソラナに導入 米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が、ラップドビットコイン「cbBTC(Coinbase Wrapped BTC)」がソラナ(Solana)上に導入されたと11月7日発表した
一本寿和 ニュース
JPモルガンのブロックチェーン決済「Onyx」が「Kinexys」に名称変更、FXサービス導入も 米銀行大手JPモルガン(JP Morgan)が、同社提供のブロックチェーン基盤決済システム「オニキス(Onyx)」を「キネクシス(Kinexys)」にリブランディングしたと11月6日発表した
一本寿和 ニュース
米デトロイト市、暗号資産での納税を2025年から受け入れへ 米ミシガン州デトロイト市が、ペイパル(PayPal)の管理するプラットフォームを通じて、市民がビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)を使用して税金やその他の市の手数料を支払えるようになることを11月7日発表した
あたらしい経済 編集部 ニュース
スイス中銀総裁、暗号資産になお警戒感「現金決済は今後も重要」 スイスの中央銀行であるスイス国立銀行(SNB)のマルティン・シュレーゲル(Martin Schlegel)総裁が、中銀はビットコインやイーサリアムなどの暗号資産(仮想通貨)に警戒しているとした上で、現金はスイスの決済システムにおいて今後も重要な役割を担うだろうと11月7日述べた
あたらしい経済 編集部 ニュース
ビットバンク、投資事業子会社「Bitbank Ventures 合同会社」設立 国内暗号資産(仮想通貨)取引所ビットバンクが、100%子会社「Bitbank Ventures 合同会社」の設立を11月8日発表した
大津賀新也 ニュース
0

免責事項:本記事の内容はあくまでも筆者の意見を反映したものであり、いかなる立場においても当プラットフォームを代表するものではありません。また、本記事は投資判断の参考となることを目的としたものではありません。

PoolX: 資産をロックして新しいトークンをゲット
最大12%のAPR!エアドロップを継続的に獲得しましょう!
今すぐロック

こちらもいかがですか?

ミームコインのピーナッツ・ザ・スクワレル(PNUT)、24時間でクジラに巨額の利益

PNUTは過去24時間で90%以上急騰し、80位にランクインしました。最大のPNUT保有者は2,510万ドルの利益を得ました。このホエールは428万PUNTトークンを1.6百万ドル相当のSOLで売却しました。

CoinEdition2024/11/13 20:34

どの暗号通貨ETFが最初に承認されるか:XRP、ADA、DOGE、またはHBAR

暗号通貨コミュニティはスポットETFに関する議論を再燃させました。アナリストは、早ければ今週にもさらに多くのETF申請が行われると予想しています。ゲイリー・ゲンスラーは既存のETF製品の承認において重要な役割を果たしました。

CoinEdition2024/11/13 20:34

アルトコインのボラティリティ:FET、JASMY、WLDが二桁の下落を経験 – 買い時か?

ビットコインとイーサリアムが市場の下落を主導し、暗号通貨全体の弱さを示唆しています。FET、JASMY、WLDのようなアルトコインは急激な損失を見せ、市場の下落を深めています。価格の下落にもかかわらず、Worldcoinは高い取引量で投資家の強い関心を示しています。

CoinEdition2024/11/13 20:34

SUIは2025年のアルトコインシーズン終了前にSolanaを追い越すか

暗号アナリストは、2025年にSUIがSolanaを超えると予測しています。SUIの価格は1年間で840%急騰しました。Solanaは依然としてパフォーマンス率でSUIを上回っています。

CoinEdition2024/11/13 20:34