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機関投資家向けDeFi「Ondo Finance」のRWAトークン「OUSG」、Mastercardのプライベートネットワークに導入へ

機関投資家向けDeFi「Ondo Finance」のRWAトークン「OUSG」、Mastercardのプライベートネットワークに導入へ

neweconomy-news (JP)2025/02/28 08:45
著者:一本寿和

OUSGがMTNに導入へ

機関投資家向けDeFi(分散型金融)プロトコル提供の「オンドファイナンス(Ondo Finance)」が、同社発行のRWA(Real World Assets:現実資産)トークン「OUSG」を、米決済大手マスターカード(Mastercard)の「マルチトークンネットワーク(MTN)」に導入すると2月26日発表した。

「OUSG」は、米ブラックロック(BlackRock)の「iシェアーズ米国短期国債ETF(iShares Short Treasury Bond ETF)」を大部分に組み込む短期米国債をトークン化したRWAトークンだ。公式サイトによれば、現在はイーサリアム(ETH)、ポリゴン(POL)、ソラナ(SOL)のブロックチェーン上で発行されている。

また「MTN」は、企業が預け入れた資金をトークン化し、取引および運用を可能にするプラットフォームである。同プラットフォームはマスターカードのプライベートブロックチェーン上に構築されている。

「OUSG」が「MTN」に導入されると、同プラットフォームを利用する企業は、トークン化された米国債を活用して、毎日の利回り獲得が可能になるとのこと。 また企業は、暗号資産関連のサードパーティを介さずに、24時間365日「OUSG」を直接購入・償還できるという。

なおRWAトークンが「MTN」に導入されるのは初とのことだ。

「オンドファイナンス」は、米国拠点のフィンテック企業。2021年に投資銀行ゴールドマンサックス(Goldman Sachs)出身のネイサン・オールマン(Nathan Allman)氏が創業した。同社投資家には、ピーター・ティール(Peter Thiel)氏のファウンダーズファンド(Founders Fund)やパンテラキャピタル(Pantera)、コインベース(Coinbase)がいる。

今年1月には米リップル(Ripple)社が、分散型レイヤー1ブロックチェーン「XRP Ledger(XRPL)」への「OUSG」導入を発表していた。これにより機関投資家は、米ドル建てステーブルコイン「リップルUSD(RLUSD)」を使用して、「OUSG」にアクセス可能となるとのこと。

1/ @Mastercard is bringing Ondo Finance into the Multi Token Network (MTN) as the first RWA provider on the network.

The MTN enables banks to offer digital financial services to integrated businesses, and Ondo’s Short Term US Treasuries Fund (OUSG) will be the first tokenized… pic.twitter.com/LP7iuRo7A3

— Ondo Finance (@OndoFinance) February 26, 2025

参考: オンドファイナンス
画像:PIXTA

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#ONDO #OUSG

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
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